ショール #S018

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#S011S012が好評で、同じものを色変わりで、というオーダーをいただいて織りました。

経糸はシルクウールで、ウールにしてはかなり細目のチクチクしない柔らかな肌触りの糸。

緯糸は、天蚕の紬糸です。

途中で紬糸の太さが変わるといけないので、今回(S018 S019 S020)はすべて同じ方が紡いだ糸を使うようにしました。

天蚕紬糸は、紡ぎ手さんと紡いだ年が書かれたメモをつけられて枷の状態で保管されています。

枷をぎゅーっと撚ってしつけ糸でしばってある状態ではどんな糸かよくわかりませんでしたが、枷を持ち帰って糸枠に巻いてみたところ、とても細く張りのある糸でした。

天蚕糸は高価なので、使用量が増えるとお値段に直結します。

悩んだ末、2本撚りにして使うことにしました。

結果は、模様がしっかり出て、とてもゴージャスになったと思います。

S#018は、経糸がピンクで、優しい色合いながらも甘すぎない感じになりました。

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